お茶の旅
2025.03.07

急須でお茶を淹れると何回飲める︖ 何回⽬から飲まない⽅がいい︖

急須でお茶を淹れると何回飲める︖ 何回⽬から飲まない⽅がいい︖

皆さん、こんにちは。

私はお茶が大好きなAndyです。


お茶の淹れ⽅には、さまざまな⽅法があります。

• 急須で淹れる

• ⼤きなポットで淹れる

• マグカップで淹れる

• 保温ボトルで淹れる耐熱性のある容器なら、

基本的にどれでもお茶を淹れることができます。

その中でも、急須を使った淹れ⽅が最も⼀般的です。


急須でのお茶の淹れ⽅とは︖その特徴は︖

急須でお茶を淹れる⽅法は、

濃縮抽出の概念に基づいています。

⼀般的に、6g の茶葉に対して 100ml のお湯を使⽤します。

これに対し、⼤きなポットで淹れる場合は、

6g の茶葉に対して 600ml のお湯を使うため、

6 倍の差があり、濃度も⼤きく異なります。急須でのお茶の特徴

• 茶葉の量が多い

• お湯の温度が⾼い

• 抽出時間が短い


この⽅法では、濃厚な風味と⾹りを楽しむことができるため、

コーヒーのエスプレッソのような感覚で味わえます。


急須で何回まで淹れられる︖

標準的な条件

(6g の茶葉、100ml のお湯、1回50秒の抽出)では、

5回ほどが適量で、

最初の5煎が最も美味しく楽しめます。

5回を超えると、茶の味が薄くなり、

苦くはならないものの、

渋みが出やすくなります。

これは、茶ポリフェノール(分⼦量の⼤きい成分)が後半の抽出で徐々に溶け出すためです。

お茶の⽔⾊がほぼ無⾊に近づくには、約50回の抽出が必要です。

過剰な抽出は、風味を損なうだけでなく、苦味や渋みが増し、

お茶の楽しみが減ってしまいます。



なぜ台湾茶はプーアル茶よりも淹れられる回数が少ないのか︖



1. 茶樹の品種の違い

プーアル茶は⼤葉種で、

アミノ酸・カテキン・カフェインが多く含まれているため、

何度も抽出するのに適しています。

台湾の烏龍茶は⼩葉種が主流で、含有成分が比較的少なく、

淹れられる回数が限られています。


抽出回数の比較

• 烏龍茶:50秒で5煎(合計250秒)

• プーアル茶:15秒で1煎(250秒なら約17煎)



まとめ

台湾烏龍茶は、⾹りや味わいを短時間で楽しむのに適しています。

⼀⽅、プーアル茶は長時間かけて多くの回数淹れるのに適したお茶です。少しでも参考になれば嬉しいです!また次回お会いしましょう!

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