皆さん、こんにちは。
お茶愛好家のアンディです。
急須で淹れたお茶を、なぜ直接茶杯に注がず、まず「茶海(ちゃかい)」に入れるのか、不思議に思ったことはありませんか?
今日はその「茶海」の役割と存在意義についてご紹介します。
「茶海」の名前の由来とは?
茶海は「公道杯(こうどうはい)」や「勻杯(いんはい)」とも呼ばれる、茶道具の一つです。
なぜ「茶海」と呼ばれるのでしょうか?
昔の人は「壺小茶多、如入茶海(壺は小さくても中のお茶は多く、まるで茶の海に入るようだ)」と言いました。
急須から直接複数の茶杯に注ぐと、味にムラが出てしまう。
まるで広大な海からそれぞれが異なる一杯をすくうようなものです。
この問題を解決するために生まれたのが「茶海」。
茶湯を一旦この容器で均一に混ぜてから分けることで、味に公平さが生まれます。
「勻杯(いんはい)」という名前も、その機能を端的に表しています。
つまり、全ての茶杯に「均等な味わい」を届けるための道具です。
茶海の主な機能
• 茶湯の濃淡を均一にする:
急須から最初に出るお茶は薄く、最後は濃くなります。
直接茶杯に注ぐと、味がバラバラに。
茶海を使えば、この濃淡を均一にブレンドでき、皆が同じ味を楽しめます。
• 複数の淹れを調和させる:
茶海に何度か淹れたお茶をまとめて注ぐことで、味に深みとバランスが生まれ、茶の持つ層のような変化を感じることができます。
• 抽出の過剰を防ぐ:
茶海に素早く注ぐことで、茶葉とお湯の接触を止め、苦味や渋みが出過ぎるのを防ぎます。
青心烏龍や金萱のような繊細なお茶には特に重要です。
• お茶の体験を豊かにする:
茶海を使うことで、見た目にも洗練され、茶を淹れる一連の動作にリズムや儀式性が生まれ、より豊かな体験になります。
茶海は必須?
いいえ、必ずしも必要ではありません。
一人で気軽にお茶を楽しむ時や、ティーバッグをマグカップで淹れる時には使わなくても構いません。
ただし、友人とお茶を楽しみたい時や、より繊細な味わいを感じたい時には、茶海がとても役に立ちます。
まとめると、茶海は単なる「儀式的」な道具ではなく、実用的な意味があります。
味を均一に整え、過剰抽出を防ぎ、お茶の時間をより楽しくしてくれるのです。
まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
美味しいお茶と素敵な日々をお過ごしください。
#遊山茶訪 台湾茶 #ウーロン茶 #凍頂茶 #観光工場 #FSSC22000 #安全茶 #安心茶 #茶海 #茶道具 #お茶時間 #お茶の楽しみ